本日も、りけいのりがお届けします。
今回も、大学院入試を控えるあなたのための記事。しかも、全6回の最終回です!! 今までに、、
- 大学院入試を受験する上でのマインドセット
- 大学院の決め方
- 受験科目の決め方と注意点
- 筆頭試験対策
- 面接試験対策
に関するコンテンツをお送りしてきました。いずれも、りけいのりが大学院入試に挑む際には無かったけど、あったら良かったと思えるようなコンテンツです。まだご覧になっていない方は、こちら、初回よりどうぞ!!
今回は、そんな大学院入試シリーズの最終回です。テーマは、大学院入試期間の生活リズムについて。勉強に関わらず、あなたの全ての活動の根底である生活をこの機会に見直します。この作業が、結果としてあなたの勉強体力を増強し、勉強効率を高めます。
生活リズムを正すこと
前述の通り、生活リズムを正すことは、生活の上に成り立つあなたの活動全てに良い影響を与えます。よって、大学院入試に挑むか否かに関わらず、生活リズムを正すことは重要となります。
生活リズムを正すことで得られる恩恵に関して、科学的な根拠は沢山ありますが、今回は本旨から逸れないためにも、
生活リズムを正すこと=あなたにとってプラスになること
という前提のもと、話を進めます。
正すという行為は、正しいことと誤っていることが明確に定まっている時にのみ行えます。そして、大学院入試において正義であるのは、大学院試験に合格することです。こと生活リズムにおいては、以下の尺度を基に正されます。
例年の志望大学院の入試時間
ここに、あなたの生活の中心を持ってくるような生活設計を行います。例えば、あなたの志望大学院の筆頭試験が10:00に始まるのであれば、その時間には脳が通常運転をしているような生活リズムにするのです。
基本的には、大学院入試の行われる例年の試験時間に脳が最大限活性化されるようにしましょう。
今回は、本当に当たり前のことしか言わない記事になっていますね (笑) でも、不摂生を避けて、体調を崩すこととなく本番を迎えるのは、非常に重要なことなのです。仮に、風で3日間体調が悪化したとすると、その後2日ほど、本来の勉強パフォーマンスに戻すまでの時間が必要になるとします。
すると、本来のパフォーマンスの時間積分から、あなたが体調を崩したことで辿ったパフォーマンスの時間積分を引いた値が、大学院入試合格を損ねる要因になるのです。この時間の間にも、ライバルは勉強をしています。とは言っても、体調が崩れることを完全に予防することは不可能です。
だからこそ、日々の体調管理と生活リズムを正すことが大切になるのです。前記事でもお話しましたが、睡眠時間を確保することが、1番の勉強の効率化です。小手先のテクニックなどに頼るのではなく、生物学的根拠に立脚した判断をしてください。
前回の記事を思い出すと、こんな方程式がありました。
勉強量の定義式です。ここで、規則正しい生活リズムは、取り組みの質を向上させます。不摂生は、取り組みの質を損ねます。
そして今回、新たに合格に関する方程式を導入します。
ここで、勉強量は前述の通りです。ここで、合格確度を高めるためには、当日のコンディションを高めることが大切になります。
このように、合格確度に対して、規則正しい生活リズムは2次で効いてくるのです。生活リズムを大学院入試の時間に合わせて、規則正しいものにすることの重要性、分かって頂けたでしょうか。
最後に、受験生へのメッセージを送ります。
大学院受験生へのメッセージ
大学院入試を控える受験生に対しては、大学受験を控える学生と比較して、あまり勉強環境が整っていません。勉強を応援してくれる人もずっと減ります。
これは、あなたに自身の人生を決定する判断能力と、実行力が十分にあるとみなせるから。大学院へ進学を決定するのは、あなた自身です。
大学院は、人に言われていく場所でもなければ、周りの流れに乗っていく場所でもありません。社会の中で生産活動を行うには既に十分成熟しており、その中でも自身の能力拡張に時間とお金を投じるのです。
そして、だからこそ、そんなあなたをりけいのりは応援したい。心からそう思います。あなたが、よりユニークな人間となって社会に羽ばたいたときに与える、社会的影響が楽しみなのです。あなたの人生が、大学院での修学を通して彩り豊かになることが、りけいのりの願いです。
おわりに
今回は、大学院入試に備えた生活リズムの重要性についてお話しました。あなたの最大限の実力を発揮するために、当日までにできること。それが生活リズムを正すことなのです。
生活リズムさえも、大学院入試の色に染めちゃうの?!
と思われたかもしれません。でも、あなたにとって、あなたの人生にとってどれほど大学院入試が重要かを考えれば、この数カ月をささげる価値はあるのではないでしょうか。
最後まで鼓舞してきて、こんなことをいうのもなんですが、無理な勉強は続きません。無理できるのはせいぜい3日程度でしょう。生活からの楽しみを全て無くして、禁欲的にしすぎると、反動があなたを襲います。なので、そこは自分の勉強計画と相談をして、時々気分転換をしてください。ただでさえストレスフルな期間。乗り切るための戦略です。
皆さんの大学院入試が無事に終わり、皆さんが来春または来秋に笑顔でいることを、りけいのりは願っております。
以上、りけいのりがお届けしました。