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【大学院入試対策】大学院へ行きたいあなたに捧ぐ (試験対策:面接編)

本日も、りけいのりからお届けします。

 

今回は、大学院入試シリーズ第5弾の記事となります。大学院入試に関する受験のノウハウや勉強の進め方に関する情報は、大学入試と比較して非常に限られています。そこで、大学院入試を控えるあなたの合格確度を高められるように、その一助になれば良いなと、淡い期待をしてこの記事を書いています。

 

一連の記事を読んで、周りと圧倒的な差をつけましょう。

 

前回の記事では、筆頭試験に関する対策についてお話しました。まだお読みでないあなた、筆頭試験を控えるあなたは是非、ご一読ください。

 

www.rek2u.com

 

今回の記事では、大学院入試の面接対策についてお話します。

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あなたのことを、あなたはどれだけ分かっているか

面接にて滞りなく受け答えをする秘訣は、ズバリ、

あなたがあなたのことをどれだけ理解しているか

ということにつきます。理解をしている、とは非常に漠然とした表現なので、意味を限定すると、あなたのことをどれだけ言語化できるか、ということになります。

 

言語化能力は、習慣によって増強できる能力です。多くの人は、就活時などに鍛えられる能力ですね。理解する=言語化できるという指標で、是非ご自身の人生や、節目節目の決断を振り返り、あなたがどの様な人なのか、ということを考える時間をとってください。

 

ここで、様々な質問によりあなたの本質を抉り出すための本があります。

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

 

 とってもおすすめなこの本は、SHOWROOMというライブストリーミングサービスを立ち上げた前田裕二さんが執筆しました。著者自身の就活時の経験を基に、1000問の自己分析に役立つ質問が収録されています。

 

  • 自分が何故現在の研究を行っているのか
  • 困難な時、どの様にして乗り越えてきたか
  • 大学院に入って何がしたいのか

 

などなど、あなたについての深堀をどれだけできているかが勝負です。続いて、面接対策のための情報収集についてです。

 

 

面接だって情報戦

筆頭試験に限らず、面接だって情報戦です。集められる情報には全て触れておきたいところ。そこで重要になるのが、

  1. 内部生の力を借りる
  2. ネットから情報を集めてみる
  3. 学校の3ポリを眺めてみる

ということです。

 

まず、1.については筆頭試験同様に、やはり一番頼りになる存在でしょう。複数年度にまたがる質問のデータがあれば、再現性のとれた質問が想定できるので、大きなアドバンテージになります。

 

続いて、2.については、あまりあてにはできないが、運が良いと有益な情報が得られます。大学院を合格した学生がブログなどで、何を聞かれたかなどを公開していることがあり、一度検索してみる価値はあります。

 

最後に、3.の3ポリについて。え、3ポリって? と感じた方もいると思います。3ポリとは高等教育機関が掲げる、アドミッションポリシーカリキュラムポリシーディプロマポリシーの3つのポリシー(方針)の略語です。3ポリそれぞれの意味は、次の通りです。

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アドミッションポリシー・カリキュラムポリシー・ディプロマポリシー

入試とは、人間と学校のマッチングの場です。大学が求める人材が入ってくれるような入試は、成功した入試であるといえるでしょう。一方、学力や視点が全く異なるような学生が入学試験に挑もうとしては、良いマッチングは達成されません。

 

そこで、大学院では学校説明会大学院ホームページにて3ポリを公表しているところがほとんどだと思います。

 

筆頭試験では主に、その大学が求める学生のレベルを反映した問題が出され、学力によるふるい分けがなされます。一方、面接では、大学院入学に適正のある学生か否かを見極める質問をすることで、ふるい分けがなされるのです。

 

そこで参考になるのが、3ポリ。中でもアドミッションポリシー、すなわち求める学生像を示したこのポリシーが最重要になります。大学院はあなたに、こんな事を求めていますよ~、ってことをここで言っているからです。例えば、、

 

  • 国際的な視点を持ち、それに伴った語学力を有している

 

という条文がアドミッションポリシーに記載されていた場合、あなたの面接では、

  • 英語での簡単な自己紹介
  • 英語での研究のタイトル
  • 英語での学部時代の研究の説明

等が聞かれる可能性があります。理工学系であれば、ほとんどの場合は外国語=英語と考えて差し支えないでしょう。

 

このように、あなたの志望大学院が表明している3ポリには、面接における重要なヒントが含まれているのです。

 

質問リスト(サンプル有)

以上、

  • あなたに関する深堀
  • 面接のための情報収集

を終えました。

 

ここからは、実際にあなただけの質問リストを作ってください。そして、すらすらとしゃべり、ジェスチャーを加えられるくらいまでには覚えてください。

 

以下、りけいのりが過去に想定した質問集です。

  1. 学部時代にどのような研究をしていたか教えてください。
  2. その研究にはどのような意義があるのか教えてください。
  3. 先行研究にはどのようなものがあるか教えてください。
  4. 学部の研究と大学院で行う予定の研究にはどのようなつながりがあるのか、教えてください。
  5. 学部時代に頑張ったことは何か、教えてください。
  6. 大学院進学後の進路について教えてください。
  7. 簡潔に自己紹介をしてください。
  8. 修士で行う予定の/行いたい研究について教えてください。
  9. 学部時代の研究タイトルを英語で教えてください。
  10. 英語にて自己紹介をしてください。
  11. 現在の第一志望研究室を志望した理由を教えてください。
  12. 学部時代に行っていた研究を始めたきっかけについて教えてください。
  13. 大学院に入学したら研究以外で頑張りたいことを教えてください。
  14. 筆頭試験にて、反省点などがあれば教えてください。
  15. (逆質問を何か用意) : 最後に"何か質問はありますか"と聞かれた場合に、相手が答えられそうで、かつ意表を突いた質問など。

おわりに

面接試験は、筆頭試験と比較すると、ウェイトが重くないこともしばしばあります。ですので、志望大学院ではどの試験が肝になるのか、ということをおさえる必要があります。それによって、例えば注力を面接:筆頭=2:8にするなど、労力の投資を工夫できるからです。

 

次回はついに、大学院入試シリーズ最終回!!

大学院入試のための生活の構築についてお話します。

 

以上、りけいのりがお届けしました!