本日も、りけいのりからお届けします。
今回の記事では、新たな記事ジャンルを開設するお知らせです。
その名も...
妄☆言
そうです。妄言に特化した記事です。
妄言とは、
- 根拠もなくみだりに言う言葉
- でまかせの言葉
とあります1)。
つまり、【妄言】としてカテゴライズされた記事の内容はすべてフィクションということになります。サイエンスに関するコンテンツを、やさしくおもしろく、がブログコンセプトですが、何故フィクションを発信するのか。説明します。
本記事の特徴
妄言で発信する予定の内容、妄言にかける思いは次の通りです。
本記事では、サイエンスにまつわる良質なウソをお届けします。
- こんなものがあったらいいな。でも実現はしてないな。
- こんなウソをついたら、結果として学びが生まれるな。
そんなことを、どんどん記事にしていきます。
ウソって、基本的には良くないことです。
一方が他者へ損害が生じさせるような言動。これは確かにいけません。
だったら、情報発信者と受信者、双方の同意のもとに、"これは嘘ですよ"という情報が行き来することは問題は無いですね。何故なら、お互いにウソだとわかっているからです。
▷りけいのり:
今からウソつきます!! 明日の気温は-196℃になります。なので窒素の海ができることでしょう。
▶読者:
へー(・_・) でも、窒素の沸点は-196℃なのね。
みたいなことが起こります。まず、気温が-196℃になることは無いでしょう。なので、これは嘘です。次に、-196℃になると窒素が液体になるということは学べます。
いやいや、-196℃が窒素の沸点である、っていうのもウソちゃうんかい。
と思われた方、その通り。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない(←ウザ)。
これは、
書き手と読み手の高度なコミュニケーションによってのみ成り立つ記事です。
ということについては、あらかじめ断っておきます。
科学的なリテラシーを養うことができる。
というと聞こえが良いですね。
世の中、科学にかこつけたウソで溢れかえっています。
だから、今の時代には必要な能力であるということが言えそうです。
人間は嘘をつき、そして信じる
歴史学者であるユヴァル・ノア・ハラリ先生のベストセラーである、サピエンス全史にも、人間は虚構により反映した、とあります2)。
宗教や象徴がその典型です。
我々の頭の中に存在する何かを信じ、そして行動を起こす。
唯物論的世界観に従うと、これは嘘をつき、信じ、行動することになります。
空想だって、多くの遊びだって、虚構による能力が発揮されています。
嘘が悪いのではありません。
嘘を使う人間が、良くも悪くもする、ということなのです。
りけいのりでは嘘を積極的に運用し、果実を得る、というスタンスを取ります。
もちろん、読者との同意の上に成り立つことなので、【妄言】というジャンルを開設するに至ったのです。
りけいの嘘を楽しむ
本記事では、9割のウソと1割のホントを発信します。
なので、基本的には嘘、というのが正しいです。
実は、多くの理系は夢想家で、こんなこと・あんなことがあったら良いなーと考えています(りけいのりとしての意見)。
つまり、多くの理系の頭の中には嘘が漂っています。
そして、それらのウソをホントにするべく、日夜研究を行うのです。
これらのウソの多くは、科学的根拠に立脚しているので、なかなか筋がいい。
ユーモアと学びがふんだんに含まれている、ということですね。
サイエンスに馴染みの無い人が、勉強をする際にやりがちなのは、全てを理解しようとすること。これは大変です。
嘘の記事なら、別に理解するとか、しないとかの次元ではありません。
記事を読むうちに、科学的なユーモアと学びに親しみを覚え、いつの間にか生活にサイエンスが浸透している。
これってとっても素敵なことではないでしょうか。
今後公開を予定している記事は、
- 【新ブランド】ビシクロ。ついにオープン!!!
- 【新発売】ギブズの自由エナジードリンク
- 【寿命20万年】恐ろしいセンネンマンネンゴキブリの生命力に迫る
- 【激甘】サッカサッカリンリンの合成成功!! 砂糖の2兆倍
- 【ビッグフッド、発見!!】こんなやつだっけ?
って感じです。例えば、一番最初の記事では、コンセプトとして"ビシクロ化合物を知る"という学びを提供する点にあります。他は嘘ですけどね。
おわりに
本記事の特徴をまとめます。
- 記事の内容は、9割のウソと1割のホントで構成される。
- 科学的なリテラシーを養うことができる。
皆様を、科学の不可思議な世界にご案内しましょう。
以上、りけいのりからお届けしました。
参考文献
1) Accesse: 20200906.
2) サピエンス全史